あらすじ
珍しい気を起こすと大抵何かが起こる。
――だなんて不思議な事じゃないよな?
例えば、道端で100円見つけたり、不良に絡まれてオロオロしたり、起こる事は良し悪し関係ねえ。
……だ、だがこりゃどういうこったぁ~!?
良し悪し以前の問題じゃねぇ!
平穏な暮らしを望むノージョブな俺に突如として現れたのは金髪ロングの着物美人ッ!
しかもその着物美人は『人間』じゃあないときた!
じゃぁなんだ?石製の仮面で人間やめた吸血鬼か?
――否ッ!!
なんとこの方は妖怪!
…………じゃなくて、その『妖怪』になる為に修行する身分である『物憑き“ものつき”』だそうだ。
んで、その物憑きさんが妖怪と認められるにはパートナーとなる『人間』が必要不可欠なんだそうだ。
実にお断りしたい所なんだが……まぁ、レディの願いを無下に断るなんてそいつぁ男じゃない!
よーし!やっちゃるぞ!
――こうして、彼の日常は下心と共に非日常へと変化を遂げた。
そう、その物憑きに尻に敷かれるとも知らずに……。