あらすじ

「……地味でいるって、楽だったはずなのに」

眼鏡に黒髪、目立たない制服の着こなし。人混みが苦手で、教室の隅で本を読むのが日課。
“地味子”と呼ばれ、誰にも気づかれずに日々を過ごしていた佐伯里美は、自他ともに認める“モブ系女子高生”。注目なんてされたくないし、誰かの恋愛対象になるなんて、もっとありえない。
――はずだった。

ある日、他校の男子から突然の告白。
その出来事をきっかけに、静かだった彼女の学園生活は一変する。
次第に明かされる、“隠れファン”の存在。
「地味だと思ってたけど、よく見たらめっちゃ可愛い」
「俺だけが気づいてると思ってたのに……」
「誰にも渡したくないけど、注目されてる姿も見ていたい……!」

さらに追い打ちをかけるように、学園の絶対的アイドル・橘深雪もまさかの参戦!?
「眼鏡ッ娘が人気?じゃあ私も、かけてみようかしら」
完璧を追い求めてきた深雪が、なぜか“地味子”に急接近!?
静かな火花が散る中、ふたりの関係は次第に複雑なものへと変わっていく。

友情?ライバル?それとも……恋?

注目されることに戸惑いながらも、少しずつ自分の居場所と“素の自分”を見つけていく里美。
「誰かに好かれるって、こんなに苦しくて、でも、こんなにあたたかいんだ」
一方で、完璧であろうとする重圧に悩みながらも、“誰かに届く言葉”を探して演劇の道を志す深雪。
「見られるためじゃなく、伝えるために、私は舞台に立つ」
ふたりの少女が交差し、やがてたどり着くのは——自分だけの「大切な場所」。

静かで控えめだった“地味子”が巻き起こす、予想外の学園ストーリー。


連載情報

ウェブ小説

配信言語
アルファポリス
アルファポリス2025/10/28
  • 現在の作品地味子ですが、推し変してもいいですか? ~学園アイドルのファンたちが隠れファンの私に殺到中!?~