あらすじ
十六歳の少年は、記憶を失ったまま――ひとりの士官候補生として、新たな歩みを始めた。
闇に呑まれたこの世界では、〈ヘルボーン〉と呼ばれる怪物たちが人々の希望を喰らい、彷徨っている。
だが、その少年の胸の奥には――彼自身すら知らぬ力が、静かに眠っていた。
それは、滅びゆく人類を救う光となるのか。
それとも、すべてを終わらせる闇となるのか。
絆が結ばれ、戦いの炎が燃え上がるとき、
彼の旅路は外の怪物だけでなく、己の心に潜む“影”との闘いへと変わっていく。
――これは、運命に抗うひとりの“忘れられた魂”の物語。