あらすじ

憧れの先輩に告白したら、「ごめん、君のお兄さんが目当てだから」。 江ノ島大学獣医学科に入学した穂高 汐夏《ほだか せな》(18歳)は、早々に人生どん底スタート。 優秀な兄の「出がらし」と呼ばれ、家族に期待されず、おまけに動物の声が聞こえる「キモい」能力を持つせいで、獣医になる気もゼロ。 「大学、辞めよっかな……」 絶望する汐夏を慰めてくれたのは、一匹の関西弁をしゃべる三毛猫だった。 だが、その猫が目の前でトラックに轢かれる。 慌てて大学病院に駆け込むと、現れたのは小学生にしか見えない少女。 「馬鹿か、君は。そいつはトラックになんて轢かれてない」 彼女こそ、人の心まで見透かす超絶観察眼を持つ天才教授、白馬 千咲《はくば ちさき》だった。 千咲は一瞬で事件の真相と、汐夏が隠す「動物と話せる」能力を見抜き、こう告げる。 「君の力はすごい。誰よりも凄い獣医になれる」 初めて自分の力を認められた汐夏は、変わり者の天才教授の助手(パシリ)に任命され……? さらに千咲は、汐夏も知らない「穂高家」の重大な秘密をあっさりと言い放つ。 「何言ってるんだ。あの病院は、君のものだろ」 動物の声が聞こえる“耳”と、すべてを見通す天才の“目”が、キャンパスと家族の謎を解き明かす。 新感覚・獣医ミステリー、ここに開幕!

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小説を読もう2025/10/27
  • 現在の作品獣医師・白馬千咲は動物の声を推理する ~江ノ大獣医学部・天才教授の推理カルテ~