あらすじ
海上自衛隊一等海佐、坂上真一(50)。
イージス艦長、統合幕僚監部(統幕)勤務を経たエリート戦略家は、激務の合間の仮眠から目覚めると、昭和10年(1935年)のダメ新聞記者(29歳)になっていた。
待っているのは、陸軍の暴走、日中戦争の泥沼、そして米国の圧倒的物量に蹂躙(じゅうりん)される「最悪の未来」。
――ミッドウェーで空母全滅。ガダルカナルで餓死。マリアナで七面鳥撃ち。本土は焦土と化し、故郷(広島)には原爆が投下される――
「ふざけるな! 俺が来たからには、そんな未来(シナリオ)は全て破り捨てる!」
記者の立場など即日捨て、坂上は未来知識(チート)を全開にする。
山本五十六に接触し、一喝。
「戦艦大和は無用の長物!」「真の脅威は潜水艦。真の切り札は電探(レーダー)と航空機だ!」
旧態依然の精神論者を圧倒的「正論」で論破し、堀越二郎(零戦開発者)には技術ドーピングを施して「魔改造・零戦」を開発させる。
無能な陸軍幹部を現代戦術で黙らせ、来るべき対米戦に備える。
「真珠湾で狙うは空母と石油タンク」
「ミッドウェー? 敵空母3隻の場所はわかっている。殲滅しろ」
これは、一人の男が「知」と「未来知識」で日本軍を魔改造し、敗戦の運命をねじ伏せ、最強のIFルートを突き進む、超弩級・歴史改変ミリタリー戦記!