あらすじ
【ボカロ曲『桜咲き誇るほど』と連動した短編小説】
岐阜の桜並木から、巨大な桜の古木が天空にそびえる異世界に転移した女子高生ハルカ。彼女は伝説の「桜のプリンセス」として、王国崩壊の危機を託される。
敵は「完璧な秩序」を求め、世界を破壊しようとする冷酷な兄・ゼノス。ハルカは松のように揺るがない騎士アヤト、竹のようにしなやかな薬師リンと共に、旅に出る。
兄の悲劇的な願いを乗り越え、ハルカが辿り着いたのは「育種術」――不完全なまま互いを支え合う絆の力。
松、竹、梅、桜、椿。和のモチーフが彩る世界で、彼女たちは「虹色の命」を咲かせることができるのか? 涙と希望の和風育種ファンタジー。