あらすじ
視覚障害を持つ少女ユズは、父と出かけた富士山で300年ぶりの噴火に巻き込まれてしまう。
目覚めた少女の前に広がっていたのは、巨大な桜が鎮座する不思議な世界。
そこに現れたコノハと名乗る不思議な存在は、ユズに戦いの宿命を告げる。
コノハにより、鎧武者の巨人、武械(むかい)アスラオと化した父と、帯神(おびがみ)と化したユズは、中国艦隊が謎の巨人を伴い、石垣島を制圧したというニュース映像を見せられる。
戸惑いのなか、登山客の魂を吸い上げて雷に変える、6枚の羽が生えた奇怪な肉塊「混沌」が襲いかかる。
過去何度も負けてきた天敵なので勝ち目はないと落胆するコノハに、ユズは笛を作るように願い、混沌を支配していた軛(くびき)を懐かしい音楽によって断つ。
戦いではなく開放して味方にするというユズのやり方に驚くコノハ。
他の者も開放してやろうとするユズは、コノハにたずねる。
「さっき見せてくれたニュースの声、あなたが声真似してたの?」