あらすじ
夢だった宮廷魔導士になり、王都で働く事3年。
サラに与えられていた自由時間は終わりを迎えた。
とは言え、サラはそれほど悲観的では無い。元々納得して王都に出て来たのだし、魔導士として経験を積んだら、生まれ故郷の辺境地に戻る事は承知の上だった。
唯一の心残りは、同僚でありライバルでもあり、特別な感情を抱いていたアルフレッドにその想いを伝えずに別れた事くらいだ。
その想いも、月日が経てばいずれ薄れていくだろう。
「元気そうだな、サラ」
「!?!?」
彼が、こんな辺境地を尋ねてくる事さえ無ければ。