あらすじ
美しいほど醜く、醜いほど美しい——“逆さの鏡”の呪いを受けた魔女は、人の欲に奉仕しなければ棘が胸に生える誓約を課され、森のはずれでひっそり生きていた。
村に忌まれる猟師は、石を投げられながらも山の恵みを分け、危険な場所に印を置く男。誰も愛さないはずの魔女は、その責任ある手つきに惹かれ、ふたりは密やかに寄り添う。
だが3日続けて不幸が起きた——毒の実、狼、そして崖。村は“原因”を求め、矛先は魔女と猟師へ。
夜、松明の輪が迫る中、魔女は禁忌〈面替え〉を選ぶ。彼の顔を「見つからない顔」へと変え、代償として自らの美と視界を裂く。
村が選ぶのは、正しさか、火か。
守るために“君じゃなくす”恋は、どこへたどり着くのか。
※ダーク/ビターエンド、迫害・火刑相当の描写あり(過度な残酷描写は控えめ)