あらすじ
~すべての創作を愛する方へ届けたい思いが詰まっています~
千年の時をこえて、彼女たちはまた出会った。
明るくポジティブな陽キャギャル・曙清子(あけぼの・せいこ)。
静かで繊細な陰キャ文学女子・光永紫(みつなが・むらさき)。
ふたりが通うのは日乃本学園高校。
文芸部でぶつかり合い、語り合い、時々ケンカしながら、「言葉」に恋をしていく――。
かつて“清少納言”と“紫式部”の名で筆をとった二人が、転生した今は、令和の女子高生。
同じ日、同じクラス、隣の席。
偶然か、運命か。
彼女たちの千年目の青春が、日乃本学園高校から始まる。
清子はSNSの世界で生きる令和ギャル。
紫は紙とインクの香りを愛する古典少女。
光と影のように正反対のふたりが、“言葉”を通して少しずつ心を通わせていく。
「バズること」と「書くこと」。
「映えること」と「伝えること」。
違う価値観が交差しながら、彼女たちは笑い、語り、時にぶつかり合い、言葉の本当の力を見つけていく。
清少納言と紫式部――
もし彼女たちが令和に生きていたなら、どんな言葉を綴っただろう?
どんな恋をし、どんな世界を見ただろう?
千年をめぐる“言の葉”が、いま、ふたたび咲き始める。
春はあけぼの。
人の世は移ろえど、言葉は残る。
笑って、ちょっと泣けて、読んだあとに心がふっと温かくなる、
千年前の筆が、令和に綴る新しい風。