あらすじ

数百年の時を超え、古代の魔術卿が目覚めた。

彼の名はメディス・クロノス。かつて聖王国に滅ぼされたクロノス王朝の最後の国王であり、いまや世界への復讐と、清廉な「聖」の象徴を快楽の底に沈めることを誓う魔術卿である。

彼を復活させたのは、数世紀にわたり狂信的な愛を捧げ続けた側近、リリス・エルガルド。メディスは彼女の献身を糧に、その精神支配と快楽を伴う古代魔術を再び世界に解き放つ。

復讐の最初の獲物は、聖王国の光そのもの――白銀騎士団の団長、セレフィナ・ヴァイスだ。

メディスはまず、聖王国の信仰の核たる聖なる泉を冒涜する。彼の魔力に触れた泉の水は、飲む者の精神を微かに蕩かす背徳の快楽毒へと変質。聖都全体に不可解な動揺と悦楽の微熱をもたらす「枯渇事件」は、聖女と謳われるセレフィナの、清らかな魂に激しい怒りを刻み込む。

「邪悪を断つ」という使命に燃え、メディス討伐へと出陣するセレフィナ。しかし、彼女が直面したのは、剣や盾では防げない、人間の最も深い欲望と、古代魔術の絶望的な罠だった。

討伐隊は罠にかかり、聖女セレフィナは孤立無援となる。そして、ついに魔術卿メディスの手に捕らわれ、最も恐ろしい運命を迎えることに――。

清廉、高潔、絶対の聖女。その誇り高き精神と、鍛え上げられた肉体は、メディスが仕掛ける抗い難い甘美な快楽の濁流に溺れ、徐々に、しかし確実に堕ちていく。

「聖なる雌は、魔術卿の悦びのために存在する」

これは、光と闇、使命と背徳、そして究極の支配と快楽の果てに、聖女が魔術卿の奴隷妻へと変貌する、官能と復讐の物語である。

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アルファポリス
アルファポリス2025/10/26
  • 現在の作品魔術卿メディスの復讐譚~聖なる雌は快楽に堕つ~