あらすじ
少年は交通事故に遭ってしまう。
後遺症も残らず、日常生活に復帰する。
周囲の人間は少年の不注意はなじる声ばかり。
そんな中、ある少女は違った。
『交通事故で良かった事なんてない。強いて言えば君が生きてる事だけだよ』
少年は今まで無条件で自分の存在を肯定された事は無かった。当然、恋に落ちる。
しかし、少年は自身が魅力的な存在で無い事を強く自覚しており、思いは伝える事は無い。
『善行を行う事で世界をより良くすれば、少女の幸せにつながる』
そう考えた少年は善行を心掛ける。
当然、世間はそんな少年を見過ごす事はなく、ドアマットの様に扱う。
時は流れ、少年は中年の域に差し掛かる。
同窓会の連絡が入り、出席する。
そこで知る少女の理不尽な死。
彼はこれからどう生きるのか。