あらすじ
介護現場に新たに導入された特殊戦闘介護士制度。普段は通常の介護士として勤務し、いざという時はジャージの下に装着した戦闘用パワードスーツで闘う。ある春の日、特殊戦闘介護士の鈴木は、町を暗躍する超人高齢者、佐藤さんと対峙した。
♜小説家になろうにて改訂版を公開しています。
【冒頭より】
春の穏やかに晴れた公園。
俺は、大きな桜の木の前でザッと音を立て仁王立ちになった。
砂場にいた小学生くらいの子たちが、あどけない顔をこちらに向ける。
介護付き有料老人ホームさくら勤務、特殊戦闘介護士、鈴木 護(すずき まもる)。
グレーホワイトのジャージに付いた名札を、俺はグッと握った。