あらすじ

勇者パーティの「雑用係」。それが俺の役割だった。 荷物を運び、魔物の死骸を解体し、夜の不寝番も引き受ける。すべては、幼馴染でもある勇者たちの勝利のため。 だが、ダンジョン深層で俺が手にしたのは、彼らからの侮蔑の言葉と「無能」の烙印。そして、無一文での追放宣告だった。 「パーティを組んだのは、お前の失われた『記憶』の断片が目的だったんだよ」 勇者に頭を強打され、死の淵をさまよう俺。その瞬間、忘却の彼方にあった「前世の記憶」――かつて大陸を平定した【大賢者】としての全盛期の記憶が、頭脳を焼き尽くすように蘇った。 彼らが欲したのは、古代魔法の触りだけ。俺が思い出したのは、そのすべて。 「雑用係」のフリをしていたのは、この強すぎる力を隠すためだったが……もう手加減の必要はない。 全属性の【極級魔法】を解放した俺にとって、魔王軍の幹部すら余興に過ぎない。 これは、すべてを失った男が、本当の力で世界を蹂躙し、俺を捨てた者たちに真の絶望を教えてやる物語だ。

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カクヨム
カクヨム2025/10/25
  • 現在の作品勇者パーティから「雑用係」と追放された俺、実は全盛期の【大賢者】の記憶持ちだった。~復讐ついでに魔王軍を壊滅させたら、聖女が泣きついてきた~