あらすじ
公爵令嬢シエナは婚約を破棄された。
噂を聞きつけ、慌てて帰国してきたのは姉のベランジェール。
輿入れ先の暴君を毒殺したとまことしやかに囁かれる『傾国の寵姫』だ。
しかし時既に遅く、シエナは処刑されてしまった後だった。
ことの真相を知った彼女は涙ながらに思う。
――待っていてね。あなたを傷つけた人間はひとり残らず罰してあげる。
妹を虐待した両親。
婚約を破棄した王子と、伝説の聖女。
聖女と前世からの因縁で結ばれている男たち。
悪役令嬢として処刑された妹の無念を晴らすため、本物の悪女が復讐に乗り出した。