あらすじ

とある街を恐怖に陥れた、ひとりの連続殺人鬼がいた。 共感も良心も持たぬ、完全なる“サイコパス”。 数十人に及ぶ猟奇殺人の末、彼は警察に逮捕され、 死刑囚として処刑された。 ──だが、意識は途絶えなかった。 暗闇の中で、彼は“何か”に呼び止められる。 声は言う。 > 「お前に、もう一度“生きる”機会を与えよう。」 「ただし、次の生では“他人の痛み”を知ることになる。」 光が弾け、彼は再び目を開けた。 そこは病院のベッド。 そして――鏡の中に映るのは、自分ではない誰かの顔。 その男は、度重なる失態と署内でのいじめを苦に自殺を図った刑事だった。 神のいたずらか、あるいは罰か。 元・殺人鬼は、刑事として第二の人生を歩みはじめる。 犯罪者を理解するというのは、 犯罪者のように物を見て、犯罪者のように考えるということ。 ――目には目を。 殺人鬼には、殺人鬼を。 かつての“悪”が、“正義”の名のもとに再び目を覚ます。 それは贖罪なのか、それともまた、新たな罪の始まりなのか。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
カクヨム
カクヨム2025/10/25
  • 現在の作品殺人鬼として死んだ俺、刑事として第二の地獄を生きる。