あらすじ
完璧な恋なんて、重力的に無理。
だって俺たち、みんなちょっとズレてる星だから。
経理部の男・田中円(まどか)は、名前のわりに心が楕円。
そして恋した相手は、角度90度の女・直角美代。
彼女の背筋は物理法則、笑顔は幾何学。
――そんな二人が、ズレた軌道で恋をする。
愛の重心がズレた瞬間、宇宙が笑い、涙が落ちる。
ケプラーが泣いて、ニュートンが鼻をかむ。
恋とは、引き合い、すれ違い、そして――
時々、経費で落ちない感情を出すこと。
これは、“ズレ”を恐れず愛した二人の
偏心ロマンチック・オービットラブストーリー。
ズレてるやつほど、心は真ん中にある。