あらすじ
言葉は、時に人を傷つけ、時に人を救う。
現実世界で言葉に翻弄され、傷を抱えてきた少女・詩音は、
死の淵から迷い込んだ異世界で、
「言葉そのものが本当に力を持つ世界」に出会う。
朗読が人々の心を癒し、荒んだ村に光を取り戻す。
だが同時に、言葉の醜さから生まれた“ノイズ”が姿を現し人の悪意を操りながら王をも騙し、世界を乱そうとしていた。
言葉の精霊に祝福された詩音。
彼女の声は、やがて希望を呼び覚ますものとなり、
同時に自らが「依り代」として選ばれた存在であることを知っていく。
涙する人々の前で、震えながら言葉を紡ぐ少女。
ノイズの囁きに惑わされる王国。
そして、守り人の末裔アルヴェンとの旅路が、
詩音に“言葉の本当の意味”を問いかけていく――。
これは、「言葉に傷ついた少女が、言葉で世界を癒す物語」。
あなたの心にもきっと、ひとつの声が響くだろう。