あらすじ
愚かな王子と、その隣で計算高く微笑む偽りの聖女。俺、ヴィンセントは、仕えるべき主(あるじ)、『悪役令嬢』の汚名を着せられたソフィア様と共に王都を追放された。
送り込まれた先は、神に見捨てられた地――『塩の荒地』。呪われた塩害と魔力枯渇により、草木一本育たぬ『ゴミ領地』だ。
だが、俺は絶望しない。いや、むしろ好都合だ。
魔法が死んだこの地では、俺が持つ金融、貿易、情報戦といった『知略』こそが最強の武器となる。
俺は、この『ゴミ』同然の土地と民を『資源』に変え、唯一無二の帝国を築き上げる。
俺の隣には、その優しさゆえに全てを失った、真の『聖女』たるソフィアお嬢様。彼女を『光の君主』として民の心を掴ませ、真の女王として戴冠させる。
これは、一人の『腹黒』悪魔執事による、復讐の物語。
ーー復讐は、最高のビジネスだ。