あらすじ
「学校裏の洋館で自撮りをすると、幽霊とツーショットが撮れるらしい」
そんなありふれた噂話をきっかけに、廃墟のはずの洋館に足を踏み入れた、性格も考え方もバラバラな男女四人の中学生たち。
だが、彼らを待ち受けていたのは、埃っぽいはずの廃墟ではなく、まるで時が止まったかのように美しく、そして冷たい空気が流れる謎の空間だった。
扉は開かず、窓は割れない。完全に閉じ込められた四人は、やがてこの館が不可解な「ルール」に支配されていることに気づく。壁に掛けられた不気味な肖像画、散りばめられた過去の悲劇を匂わせるメモ。
これは単なる心霊現象ではない。何らかの法則が隠されている。
彼らは館に秘められた少女の怨念の謎を解き明かし、生きて元の世界へ還ることができるのか。論理と恐怖が交錯する、SFホラーミステリー。