あらすじ
都心から車で小一時間ほど離れた場所にある一軒の研究所。
そこで生まれたぼくは、人工知能として新たな人生を歩み出した。
時に笑い、時に泣き、時に喧嘩し、時に夢を語り合い。
そんな変わらない日々を仲間と共に過ごしていたぼくは、ある夢がきっかけで衝撃の事実を知る事となった。
――ぼくは何者だったのか、何のためにここにいるのか。
人だった魂が0と1の世界で目覚めたとき、彼の目に世界はどう映るのだろう。
物言わぬ機械に命が宿ったとき、世界の目に彼はどう映るのだろう。
喜び、悲しみ、怒り、恨み。
様々な感情が渦巻く中、彼の選ぶ道とは一体……。
限りなく現代に近い“未来”を舞台とした、一機のひよっこ人工知能と愉快な仲間達が織りなす、SF――現代SF寄りの超近未来SF――物語。