あらすじ
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### 物語紹介
**「だってわたし、作家だよ?」**
締め切り明けに、鼻をほじりながらビールを飲むのが至福の時。
そんなズボラでぐうたらな人気作家・**志乃原七海(しのはら ななみ)**のもとに、ある日、担当編集者がとんでもない話を持ってきた。
「先生、歌手デビューしましょう!」
くだらない、と一蹴する七海だったが、見せられた企画書に絶句する。
メインボーカル:志乃原七海
バックパフォーマー:**チンパンジー&ゴリラ**
「は?」
冗談かと思いきや、彼らは本物の動物ではなく、ストリートダンス界で“霊長類最強”と謳われるカリスマユニット『THE APES』だった!
彼らの野獣のような、それでいて神々しいパフォーマンスに、そしてCHIMP(チンプ)が作る脳髄に直接響くような中毒性MAXの楽曲に、七海は不本意ながらも心を掴まれてしまう。
「アスファルトのジャングルで、迷子のバナナが泣いている…」
作詞は七海、作曲はラッパー猿(?)。
さらに、ユニットに参加させろと街で暴れるテナガザルやオランウータン、果ては気取り屋のマントヒヒまで仲間に加わり、気づけば総勢30名の大所帯に!
果たして、七海は「キングコングの美女」として、このめちゃくちゃな猿山の頂点に立つことができるのか?
そして、伝説の放送事故として語り継がれることになるデビュー曲『バナナ・ウキ・バナナ』の運命は!?
**これは、言葉を紡ぐ一人の女と、本能で踊る三〇人の野獣たちが巻き起こす、前代未聞で抱腹絶倒のミュージック・コメディ!**