あらすじ
突如異世界から召喚した女子高生の遠野小百合。
聖女だと担ぎ上げられてしまう。
右も左も解らず晒らせる中、聖女お披露目の宴にて一人の王女が公の場で断罪されていた。
「シンシア!私は今日を持ってお前とは婚約破棄をする」
大勢の貴族、神官が集まる中告げた言葉に周りの視線がシンシアに集中する。
「お前は聖女を害そうとした!お前のような悪女は国母に相応しくない」
「私はそんな…」
「私は聖女、サユリを妃とし、彼女は王妃となる!よってお前は国外追放だ!」
静まり返る中、誰一人としてシンシアを庇おうとしない中、動いた人物がいた。
「このクソ王子!」
「え?」
その瞬間王太子は吹き飛んだ。
「聖女お断りします!婚約も婚約破棄だ!」
大勢の前であろうことか――。
「一緒に逃げよう!」
「えっ…ちょっと!」
婚約破棄をされたシンシアの手を掴み逃亡した。
聖女と王女の逃亡。
聖女お披露目の場で婚約破棄をされた王太子は辱めを受け大激怒をした。
「あの者達は罪人だ!」
恥をかかされすぐに捕らえるように命じたが、聖女の力が発動し、その場から姿を消す。
聖女に逃げられた王太子というレッテルを貼られててしまうが、悲劇はここで終わらなかった。
隣国の王女であるシンシアの婚約破棄により同盟は破られ外交問題に発展し、聖女に見捨てられた国は孤立することになるのだった。
対する小百合はシンシアは追手から逃げ、王都を脱出することが叶ったのだが、道中に一人の少年に出会うことになるのだった。
一方、聖女に逃げられたティエルドに悲劇が襲い掛かる。
国同士の同盟解消、外交問題、大帝国からの宣戦布告と次々と問題が発生した。
この物語は運命に抗い、必死に生きる二人の少女の奮闘物語の始まり!