あらすじ
羽根のような
硝子の破片を集めた時、私は己を知る。
あの日、私は母と心中した筈だった。
母は亡くなり、生き残った少女・桜木香澄。
彼女は自身の事を知らないままだった。
そして事件の直前、
神隠しのように行方不明になった少年。
その父親が母子を殺められたと結論付けられ、
彼は逃亡犯となった事を知る。
未解決事件として扱われた母の心中の真相。
そして行方不明になった少年、逃亡犯となった少年の父親。
『あれは事件じゃない、母の心中だった』
大人となり香澄は
密かに13年のパンドラを紐解こうとする。
14年前に、何が起きたのか。
そして自分は何者なのか。
心抉られる、ミステリサスペンス。