あらすじ
何もかもが平凡な主人公 神道優希(しんどうまさき)は、自分が人と違った生き方ができないことに劣等感を抱いていた。さらに、なんでもそつなくこなす超人と呼ばれている妹 神道百花(しんどうももか)や武道という一つの道を極め、一道場の師範代理まで務める犬飼湊(いぬかいみなと)という二人の存在がより主人公に劣等感を感じさせていた。そんなある日、優希が会社から家路についたとき数日にわたる徹夜が祟ったのか意識を失ってしまった。
次に目が覚めると目の前にはおっとりとしたしかし威厳のある姿で立っている女神がいたのだった。女神が言うには別の星に転生するか、魂の輪廻に戻るかというものだったが転生して何か秀でた才能を持って人間として生まれ変わるには前世で何かを成し遂げなければならなかった。もちろん優希は何かを成し遂げたわけでもなくただ漠然と生きていただけだった。すると人と異なることに固執する優希を見た女神はこう尋ねた「では、人間でなくなるというのはどうでしょう?」その言葉でやっと平凡である自分から脱却できると考えた優希は考える間もなく魔物である”オーガ”になることを決意する。そんな人間として無味乾燥だった自分の人生を変えるため魔物として転生することを決意した優希の異世界物語...