あらすじ
魔法や魔物などが存在する世界。
天界・人界・魔界の3つの世界は絶妙なバランスで均衡を保っていた。
だがある時数千年の安寧が崩れた。
魔王達を筆頭とする魔界の軍勢が人界に侵攻を始め人界は大いなる危機に見舞われることとなった。
魔界から人類を守るため天界の女神たちは定期的に勇者を選定し、人界を守護していた。
勇者とは、大体は肉体や魔力成長の全盛期である10代半ばに勇者の加護が付与される。
しかし今度勇者の加護が付与されたのは成長の全盛期はとっくに過ぎた20代半ばの商人、青年ラウルであった。
戦う修行や魔法の修行も殆どしていなかったラウルは歴代でも最弱の勇者と呼ばれる。
しかし彼には他の勇者には無い唯一無二の武器があった。それが商業をしていく中で手に入れた人脈だ。
これは元商人となった最弱勇者のラウルが、これまでの人脈を伝って魔王を討伐に向かう物語である。