あらすじ
伯爵令嬢エミリー・ブランの通う魔法学校には有名人がいる。名門公爵家のご嫡男、リュシアン・アルベール様だ。
長身で引き締まった体躯、月の光を映し込んだような銀髪に神秘的な紫の瞳の超絶美形だが、彼は女性が苦手だった。声を掛けても「ああ」「いや、遠慮する」「他をあたってくれ」の三択でつれなくあしらわれることから、難攻不落の高嶺の花と噂されていた。
接点のない二人だったが、エミリーはある日、体調不良のリュシアンを助けたことをきっかけに話すようになる。そして彼に女性への苦手意識を克服するため会話の練習相手になってほしいと頼まれて――。
「友人として過ごすうちに私がアルベール様をお慕いしては困るのではないですか?」
「君が私を愛することはない」
婚約破棄が原因なのか自己評価が低過ぎる彼の認識を改めるべく、友人として奮闘するエミリー。分不相応な恋に落ちまいと自分に言い聞かせるものの、彼の意外な素顔を知っては惹かれてしまい……。
平凡で気が小さいけど前向きな伯爵令嬢×超ハイスペなのに自己評価が低い公爵令息のほのぼのじれじれ両片思いラブコメディ。
*小説家になろうにも掲載しています*