あらすじ

第一次世界大戦後、大正日本は激動のただ中にあった。三重県鈴鹿郡の農家の娘・川戸絹は、婚約者を戦争で失い、上京して婦人記者として働く。米騒動や労働争議、婦人参政権運動、関東大震災の惨劇、虐げられる声なき人々。彼女は社会の不正義に目をそむけず、記事を書き続けた。 やがて同志を得て、恋を知り、母となり、そして——ついには国会議事堂の壇上に立つ。 これは、史実とは少し異なるもうひとつの日本を舞台にした歴史改変小説。大正から昭和へ、女性の声が政治を動かす可能性を描く、もうひとつの近代史。 絹の歩みは、大正から昭和へと移りゆく日本そのものの姿である。

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カクヨム2025/10/01
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