あらすじ
恐光症〈フォトラビア〉の罹患者は、異能を得て光のない地下深くへと構造物を築き上げていく。それを攻略して罹患者を斬るのが「追跡者〈パーサー〉」の仕事だ。
ヴェイルが毎晩夢で会う少女ルアハは、恐光症を悪魔の仕業だと言い、悪魔を捕まえて来るようヴェイルに頼んでいた。しかしヴェイルは穏やかな夢を望んではぐらかし続け、そこで衰弱死を迎えることを選ぶ。
その時初めてヴェイルに悪魔を倒す力がないことを悟ったルアハは、「ヴェイルを救ってくれる人」を予言し、力を使い果たして消えてしまう。
予言通りか偶然か、ヴェイルは助けられ、マックスウェル伯爵家で雇われることになった。平穏で豊かな生活の中、ヴェイルは夢の中の少女の言葉を思い出し追跡者を目指すが……。
「あなたが『勝者として最後に立つ』と言った時、私は思わず畏れてしまった。でも……そうするしかないのかもね」
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