あらすじ
営業部のエース・佐藤悠真(31歳)は、結果を出し続ける一方で、私生活は空白のまま。
そんな彼の隣に残業で居合わせる経理課の新人・三浦直樹(24歳)。
淡々とした資料作成、数字への真摯さ、そして時折見せる不器用な笑顔――。
蛍光灯の片隅で重なる時間は、やがて噂となり、互いの胸に隠していた想いを揺さぶっていく。
仕事のためだけに過ごしてきた日々が、“誰かと分け合う時間”に変わる瞬間。
深夜の会議室、雨の出張、噂と沈黙、崩れる瞬間、朝焼けのプレゼン……。
数々の試練を共に乗り越えた二人が選び取ったのは、ただの同僚でも、上司と部下でもない、新しい関係だった。
――残業フロアの片隅で始まった恋が、未来へと続いていく。