あらすじ
彼は嫌悪する対象を「無」と表現する。
嫌いという負の感情ではなく、関心がないと表現する。
まず『嫌いや苦手という負の表現はダサく見える』と構造を持っているのは言うまでもあるまい。その上での話で、彼曰く無と表現している対象を眺めるととてもおもしろい。
それは彼の事を上に見ない人間を指す。
これは少し言葉の綾なんだが、よくいる崇拝する子で囲っているような分かりやすい小物ではない。もっと賢い。
具体的には、横が50で崇拝する対象が100だとすると、55……いやいや、52,51……そう。51。普通よりも1でも高い眼差しを向けてくれる者を好む。
この1というのが非常に"狡猾"だ。