あらすじ
大好きだったバスケットで居場所を失った俺は手にあるものすべてを放り投げた。
それは
とても身勝手で無責任なことだった。
だけど
その時の俺はとても弱くて。
どうしようもなく弱くて。
何が正しいのかなんてわからなかった。
だから
自分から手を離した。
バスケットも。
学校も。
そして、「ひかり」も。
新たなスタートを切った高校生活で俺が出会ったのは「野球」だった。
父さんとの約束を果たすためだけに選んだ野球部。
なんの期待も、目標もなく、選んだ。
だけど
そこから俺の世界は少しずつ変わり始めた。
新たな高校生活にまだ戸惑いが残る中。
俺は再び「ひかり」と出会う。
そして
蘇る。
「ひかり」との日々。
そして
新たに刻まれる。
「ひかり」との時間。
それがどれほどまでにかけがえのないものだったのかを俺が知るのは、
まだ、先のことだった。