あらすじ

死人に口なしとはいうけれど、しかして死人が人の人生に手を出せないとは誰も言わない。 恨み骨髄、死なば諸共目には目を、歯には歯を。貴方が与えた絶望を、同じだけ貴方に与えましょう。 例えどれ程時がたとうと構わない。貴方が生きてる間にそれは必ずやってくる。 踏んだ虎の尾は、逆なでした龍の逆鱗は、確かに無数にそこにあったのだから。 受け止めてくれますよね?お義母様。義理とは言え息子の初めての癇癪ですよ、お口に合ったら幸いです。ふふ、こんな気持は初めてです。ありがとうございます。こんな激情が自分の中にあるだなんて思ってもおりませんでした。 貴方のご不幸を、地獄の底でずっとずっと祈っております。 お前が教えたんだ、存分に味わって死ね。 ──王子宮から発見された手記にて、一頁だけかかれた文。歴代王子の誰が書いたものなのか、今でも論争は絶えない。

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小説を読もう2025/10/01
  • 現在の作品蛇足:末永くお恨み申し上げます、お義母様。