あらすじ
秋の夕暮れ、図書館で過ごす高校生・高瀬海斗の心を、クラスメイト・佐倉美月の笑顔が揺さぶる。彼女との何気ない時間が宝物なのに、恋心を伝える勇気はない。そんなある夜、美月の誘いで二人きりで丘の上の公園へ。満天の星空の下、温かいココアを分け合い、彼女が漏らす「大事なことを伝えるのが怖い」という言葉に、海斗の胸は高鳴る。告白への恐怖と後悔の間で揺れる海斗だが、星を見ながら交わした「また一緒に来よう」という約束が、彼に小さな決意を芽生えさせる。流れ星が照らす、切なくも温かな一夜の物語。
青春の甘酸っぱさと秋の情景が織りなす、初恋のきらめきを描いた短編ラブストーリー。