あらすじ
中学生時代、女子からのいじめを受けてトラウマを植え付けられた風見海斗。高校生になった彼は入学早々、階段から転落して死んでしまった。
次に目覚めた時、海斗は真っ白な部屋に横たわっていた。ここはどこなのかと辺りを見回しているといきなり女性の声が聞こえ抱きつかれる。その人はラファエルと呼ばれる天使で海斗に告白をしてきた。
女子のことなど信じられなかったが、どうせこれで最後になると思い受領した。同時に海斗は後悔しないようにしようと胸に誓う。
海斗の住むこのになった天界で暮らし始めて約半年。天界で最も権力の高い三人の天使『大天使』が主催する大天使大会の出場が決まった。大天使大会に優勝すれば多大な権力と名誉が得られると聞き、海斗は今よりももっとラファエルを幸せにしたいと優勝を志す。半年前とは打って変わって海斗の気持ちはラファエルの方へ傾いていた。
見事に本戦を勝ち残ったラファエルと海斗のペアは順調に決勝へと駒を進める。決勝は広い会場を使い剣で全員が一気に戦うものだった。そして大天使大会のルールで決勝ではいつかの優勝者が参加するとなっていた。その人は海斗の正体をラファエル以外で唯一知っているソロネであった。
あっという間にラファエルは惨敗し、海斗とソロネの一騎討ちになる。海斗は男であるということを存分に生かし、負ける寸前刹那の差でソロネを倒す。
大天使大会に優勝したのも束の間。次の日、ラファエル宅には大天使がやって来た。大天使の口からは海斗が男であるということが言われる。ラファエルと二人で処分を下されそうになった時、今まで信じられなかった女子を守るために海斗が動く。
信頼していなくとも常にそばに居てくれたラファエルを守るため海斗は大天使大会で優勝した権利を使い見逃しもらうように言う。必死になった海斗の願いが届き今回だけは見逃してもらえた。
この先、後悔しないでいけるかなんて誰にも分からない。だからこそ今を全力で生きようと海斗は思ったのだった。