あらすじ

勇者の遺言が勇者一族を破滅へと導いた。 魔王を滅した後、勇者は幸せな家庭を持った。勇者の子孫は繁栄し、政治、宗教、商業、全てに影響を持つほどであった。 だが、その全ては勇者の言うなれば、親の七光りによるものであり、それを晩年の勇者は憂い、憤った。 だからこそ勇者は、自分自身の跡継ぎは然るべき者に継がれるべく、遺言に各述べた。 ―――勇者一族は腑抜けている。 私の栄光にお前たちはいつまで縋り続ける? 私の潔白で無垢な正義をお前たちはどこまで汚し続ける? 私は勇者だ。お前たちに私の血が流れているのならば、戦え。戦って、最後の一人になった者にこそ、私の、いや、俺の遺産を継ぐ価値がある。――― この発言から、勇者一族とそれに付き従う戦士たちによる戦争が始まった。

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カクヨム2025/09/30
  • 現在の作品勇者一族、滅ぶべし