あらすじ
大手商社に勤める赤坂歌子は独身OLだ。独身、といってもたいして若くもなく、決して美人とは言えないが、プライドだけはスカイツリーなみに高い、つまり毒女だ。彼女の座右の銘は『悠々自適』。もちろん虚勢を張っているだけだ。そんな彼女がやっと舞い込んだお見合いに向かう途中、事故で死んだ。そんな性格の彼女が転生したのは、なんとダンジョンのなかで、それも小さな魔物だった。2030年、現代の東京に突然できた巨大ダンジョン。当初は自衛隊が出動したが、どうにも攻略できなかった。その上攻略には千年かかるとまで言われた。かくして物好きなにわか冒険者が次々と攻略を開始したのだが…そこで彼らを待ち受けていたのは、恐ろしい魔物たちであった…。理想とプライドが異常に高く、そのくせ思い込みが激しい歌子はちっぽけな最弱魔物として、この巨大で深遠なダンジョンで悠々自適に暮らしていけるだろうか?いや…生き延びられるだろうか…