あらすじ

雨のよく降る夜だった。 「電話電話……」 夕食の途中、掛ってきた電話を取りに母が席を立つ。食卓には三人分の献立が並んでいるが、上座にある椀は伏せられている。そこは父の席であり、毎夜一応用意はされているが、不安定な仕事をしており食を共にした事はあまりなかった。 「やっぱり! あんたがやってたのは分かってたんだから!」 一人咀嚼していると母親の金切り声が聞こえてきた。電話口で何かあったのは明白である。

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カクヨム
カクヨム2025/09/30
  • 現在の作品逆さで置かれるパパのお椀