あらすじ
この物語は、新宿歌舞伎町一丁目に組事務所を構える、白薔薇組 姐と新米組員三人の物語である。
世間の人々のヤクザ組織に対する批判は根強く、従来のヤクザ組織の組織運営では、いずれ国家権力と世間により、組は解散に追い込まれるだろう。
それならば世間の人々に寄り添って、共存共栄を図ろうと、三代目姐 白薔薇妙唱(37才)が考えた。
しかし、組み内には、妙唱の考えに反対する者が少なからずいた。
それでも妙唱は、組長の浩一(45才)を説得した。
姐妙唱は、そのための白薔薇組規約を起案し、緊急幹部定例会を招集した。
定例会での採決の結果、出席者全員一致で原案通り可決されたのである。
姐妙唱の白薔薇組傘下八十団体一万人に白薔薇組規約を周知する旅が今、始まろうとしている。
姐妙唱よ、白薔薇組に残された時間は
少ないぞ‼️
すでに、警視庁は東京都知事と談合し、新宿歌舞伎町の取締り強化を図る為の準備を着々と進めている。
一方、警察庁傘下の各都道府県の警察署も警視庁同様、管轄内の反社組織の取締り強化を画策しているのだ。
姐妙唱は北は北海道から南は沖縄まで、新米組員三人と一緒に旅を続けるのである。
新米組員は、菩薩(25才)、弥勒(28才)、
如来(29才)の三人である。
姐妙唱と新米組員三人の全国お笑い珍道中が始まろうとしている。