あらすじ
忘れられた球体関節人形《ルミエール》は、かつて主人に愛された輝きを失い、棚の奥で静かに眠っていた。そんな彼女に声をかけたのは、主人の最愛のぬいぐるみ《サファイア》。額に宝石を宿し、歯車の羽根を背負った彼は、ルミエールの心に再び灯をともす。
しかし、墨汁の化け物——かつて主人に使い古された習字道具の怨念が、サファイアを攫ってしまう。墨の世界《インクノーム》で繰り広げられる、忘却と記憶、愛と再生のバトル。ルミエールは、かつての自分を乗り越え、サファイアを救うために立ち上がる。
「貴方が私に元気付かせてくれたから——助けたい」
これは、落ちこぼれの人形が夢と絆を取り戻す、爽快で幻想的な戦いの物語。