あらすじ
公爵令嬢セシリアは、次期公爵である婚約者と、長年の親友から、突然の婚約破棄と裏切りを突きつけられた。
理由は「聖女」として覚醒したという、親友の少女を迎え入れるため。
しかしセシリアにとって、それは嘆き悲しむ出来事ではなかった。
冷え切った愛のない贈り物。口先だけの社交辞令。そして、私を裏切った婚約者と親友。
セシリアは、長年押し付けられてきた不要なものすべてを、心の底から「いらない」と宣言する。
そして、婚約破棄を機に、屋敷のあらゆるものを断捨離し始めた。
価値のある物も、思い出の品も、愛のないものはすべて手放していくうちに、彼女の心は軽やかになり、本当の自分を取り戻していく。
断捨離は、彼女にとって自分らしい人生を再構築する魔法だった。
そんな中、彼女の心の変化に惹かれていく第二王子が現れ、物語は大きく動き始める。