あらすじ
あらすじ (投稿用の作品掲載のため結末までのネタバレ有)
スラム街に住む少年カイカ・ウィルズはある日、妹のセレンが意識不明になっているのを発見する。
意識不明の原因は不明、手掛かりは直前の旅行の際に行っていたコカネール共和国という国名と空の薬袋だけだった。
カイカは妹の意識を取り戻す手掛かりを探すために、妹が訪れていたと考えられるコカネールにある廃墟のようなリゾート地・エデンシティへと単身で向かう。
カイカはエデンシティについて早々荷物を盗られ途方に暮れているところを、仮面を被った美少女フェキシーに助けられる。
フェキシーは廃棄品を漁り生活する子供たちの組織『廃棄品同盟(レフトオーバーズ)』に所属しており、カイカはその仲間に加わって妹の手掛かりを探すことになる。
(以下、ネタバレ)
フェキシーはエデンシティを支配する『モルフォナ製薬』という会社が、大量の意識不明者が生まれた事件の鍵を握っていると語る。
『モルフォナ』はある特殊な物質を摂取すると入ることができる幻想世界『ゴーストタウン』により、死後も精神が残り続ける世界を実現しようとしていた。
そのうえ、貧困などで現実に苦しむ人間を唆して薬物で意識不明に陥らせ、幻想世界を維持するための人柱にしようとしているという。
『モルフォナ』との戦いが激化する中、フェキシーはカイカに自分が『モルフォナ』の元社長の令嬢で、『ゴーストタウン』が難病によって寿命僅かだった彼女を救うために創られた世界であることを告白する。
フェキシーは幻想世界のおかげで存続できる精神体だが、彼女はその結果自分が消えたとしても、悲劇を止めるために『ゴーストタウン』を破壊したいと言う。
カイカたちは『ゴーストタウン』のオープンセレモニーの日に幻想世界を襲撃する作戦を敢行する。
カイカの手紙によって現実世界への希望を取り戻したセレンの演説もあり、自らの意思で世界に留まろうとしていた人々は次々と現実へと帰還する。
妨害する『モルフォナ』の社員も打ち破り、カイカたちは幻想世界の強度を下げて崩壊させることに成功する。
崩壊する世界の中でカイカは最後にフェキシーと再会、心に彼女の存在と生き様を永遠に刻み付けるのだった。
※カクヨムの小説投稿に適した形(横書き)にするため行間を空けてます。縦書きで台詞間等の行間を詰めた場合、原稿枚数規定である「1枚あたり40字×32行で換算して100枚以上130枚以内」にも収まっています。