あらすじ
王国最弱と蔑まれた青年リオンは、勇者一行の「雑用係」としてこき使われていた。だがある日、勇者から「お前は無能だ、もう必要ない」と追放を言い渡される。途方に暮れたリオンは辺境の村へと流れ着き、静かに暮らすことを決意する。
だがリオンには、本人すら気づいていない「神々の秘宝」というチートスキルが秘められていた。それは“すべての存在を補助・強化する”という究極の能力。畑を耕せば荒地は黄金の穂を実らせ、村人の剣を研げば一流の聖剣に変わり、弱き者を助ければ勇者すら超える力を与える。
噂は瞬く間に広がり、勇者パーティを追放されたはずのリオンのもとに、美少女冒険者、辺境の姫騎士、果ては魔王までが助力を求めて訪れる。気づけば辺境の小村は巨大な都市国家へと発展し、勇者や王国が逆に頭を下げに来る事態に。
かつて「無能」とされた青年が、仲間に囲まれ、神々に選ばれ、世界の均衡をも揺るがす存在へと成り上がる。だがリオンが求めるのは覇権ではなく、静かなスローライフ――。
果たして彼の理想は叶うのか? それとも“望まぬ英雄”として世界を救う日が訪れるのか――!?