あらすじ
「何もかもが上手くいかなかった俺たちだが、生き延びて戦うだけの自由は、確かにあった」
四年前の騒乱で率いていた傭兵団の仲間を全て失った男、ダスティ・ミラー。
自らも生命を危ぶまれ、サイボーグ適合手術を受けた彼は、雷雨の中血の海に抱かれて慟哭する──。
時は流れ……銀河共通暦(G.C.)九〇七四年──人類が広大な宇宙へとその版図を広げ、数多の〈銀河異星生命種族(ギャラクシアン)〉と接触し、対立、中立、友好関係を築いた。
「純粋な人間」だけで一千兆を越す人口にまで膨れ上がった時代。──ある辺境の開拓継続惑星「クレイドル」。
旧式バトルモデル・サイボーグである流浪の中堅傭兵ダスティは、相棒にしてクールな最新鋭の女性型バトルモデル・アンドロイドのカグラと共に、日銭を稼ぐようにして傭兵稼業に勤しんでいた。
根無草、装甲キャンピングカーで旅をし、いく先々で適当な仕事をこなし、安酒を呷って夜を越す。
満ちるというには少し物足りない日々の中、彼らは屯していた酒場に逃げ込んできた仕立てのいい服の少女を保護する。
彼女は自らを「バレット」と名乗り、己が四年前に終結を見た〈ベルクリウッド騒乱〉の総大将の娘であることをダスティたちに明かす。
その上で彼女は、ベルクリウッドの残党勢力が動き始め、きな臭い状況にあると言い出し──?
ダスティはかつて己の部隊を罠に嵌めた黒幕を突き止めるため復讐を果たすため、
そしてカグラは己を製造した者がベルクリウッドと関与しているかもしれないと知り──。
バレットが提案する「護衛依頼」を引き受けるのだった。
※完全人力創作
クーデレお姉ちゃん系メカ娘という中の人の性癖全開アンドロイドヒロインを出したかった、というだけの出発点から話が広がった作品です。
レイティングの通り、残酷な描写、暴力、性的な描写を含みます。
空想科学知識は手元のSF小説やSF辞典、ウェブの記事を参考に独自超解釈と魔合成を行って出力していますので、参考にはならないと思います。お気をつけください。