あらすじ

「今日から正式に、この舞台オーディションに参加してもらうわ」 ディレクターの冷たい声が稽古場に響いた。 私は深呼吸をして、自分の名前が呼ばれるのを待った。 芸能養成所に入ってから一年。ようやく巡ってきた大舞台。心臓が喉から飛び出しそうだ。 「次、桜庭ゆい」 はい、と声を張り上げて前へ出る。 足が震えているのを悟られないように、必死に笑顔を作った。 ──だけど。 「そして、特別参加枠。天城蓮」 その名前が呼ばれた瞬間、空気が揺れた。 稽古場の女子たちがざわめき、男子たちでさえ息を呑む。 だって。 それ、私の推しじゃん!!??

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小説を読もう2025/09/29
  • 現在の作品推しがライバルなんだが!!?