あらすじ
気づけば私は死んでいた――。
目を覚ますと、そこは愛読していた乙女ゲームの世界。しかも転生先は、推しキャラである「悪役ラスボス王子」だった!
物語通りなら、推し=ラスボスは最後に討たれてしまう。原作を知る私は絶望した。だがここで誓う。
「推しを絶対に死なせない!」
婚約者のヒロインをいじめるはずの場面では、逆に溺愛。
主人公を苦しめるはずのイベントでは、裏から支援。
暗殺者が差し向けられれば、すべてのフラグを逆手に取って叩き潰す!
悪役だからこそ持つ強大な権力と魔力。
原作知識をフル活用した先読みの一手。
すべては「推し」を救い、ハッピーエンドへと導くために。
だが物語は少しずつ狂い始める。
本来敵だったキャラが味方となり、仲間は増えていく。
そして――「推し」から向けられる視線が、思いもよらぬ熱を帯びて……?
これは、悪役に転生したオタクが“推しを救うために”原作改変を繰り返す物語。
果たして救済は叶うのか、それとも世界がバグってしまうのか――。