あらすじ
ギルドの受付嬢レイアは、残業もそこそこに他の職員よりも早く退勤する。
白いヘルメットと黒いマスクと地味な作業着に着替えると、大剣を背負って意気揚々と“ゲート”へ向かう。
ゲートの先に広がるのは、魔獣の闊歩する異世界だ。
遠い昔にゲートが発見され、
以来、“冒険者”たちは貴重な魔晶石や素材を求めて、異世界へ赴いた。
彼らが命懸けでもたらした資源の恩恵で国は潤った。
のみならず、
時にはゲート周辺に集まる魔獣を討伐して国内への魔獣流入を防ぐという大役をも担う
冒険者は、今やなくてはならぬ花形の存在だ。
一方で、民間冒険者は、その身の安全のために、幻獣が凶暴化する夜間はゲート内での活動が禁じられる。
そして代わりに、黒マスクに作業服の、人呼んで“掃除人”なる集団がゲートの中で活動を開始する。
「さぁ、今日も“お掃除”じゃんじゃんやりますか!」
個性豊かな仲間たちと共に、“掃除人” レイアは今夜もゲートをくぐる……!