あらすじ
辺境の村で薬草を採りながら、病弱な母を支えていた少女アイリス。
しかしある日、戦場に迷い込み、血に倒れる兵士たちを必死に救っていたところを、冷酷無比と恐れられる若き将軍ゼルヴァンに見出される。
「お前のその手は、剣よりも兵を救う」
庶民の娘が軍営に連れてこられ、嘲笑と偏見にさらされながらも、薬草の知識と真心で兵士たちを癒し続ける。やがて「白き癒し手」と呼ばれ、人々に欠かせぬ存在となっていく。
冷徹に見えた将軍は、彼女の前では次第に人間らしさを取り戻していき……。
戦火のただなかで芽生える絆、揺るがぬ誓い。