あらすじ
雨宮晴香は会社主催のバーベキュー会場で日乃輪と知り合う。
そこでお互い学生時代に天体観測をする部活に入っていたことを知り、輪から仕事帰りに星を見に行こうと誘われる。
その場の社交辞令だと思っていた晴香だったが、その数日後、実際に輪から天体観測のお誘いがあり、二人で会社近くの公園に星を見にいくことに。
しかしその日はあいにくの曇り空で星を見ることは叶わなかった。
それ以来、仕事帰りに二人で公園まで星を見に行くようになるも、天気はいつも曇り空。
一度も星は見られなかった。
大切な日は、いつも曇り空だった。
だからいつも、曇り空を恨めしく思っていた。
でも、彼女となら。
仕事帰り。会社近くの狭い公園。星のない夜空。
二人の時間が次第にかけがえのないものに変わっていく。