あらすじ

入学セレモニーで、オレはすべてを思い出した。ここは乙女ゲーム『ララブ』の世界だ。壇上には、主人公である特待生のサラサがいる。オレの隣に居るのは、第四王子であるカイだ。更には攻略対象である、生徒会長且つ第二王子や、ライバルの侯爵令嬢。教師や幼馴染まで。 新卒で入社したITベンチャー企業での怒涛の日々とは、無縁の世界だとわかる。 しかし、オレ自身は攻略キャラではない。見た目はこの世界っぽく変わっているが、名前も前世と同じハヤテだ。ただの平民生徒でしかないのはわかったが、気付くとオレはカイと友人になっていた。 第四王子の友達、というのは悪くない気もするが、ララブでのカイは、人気最下位のキャラクター。何を考えているのか分かりにくく、真面目で、地味で、しかし闇落ちするほどのインパクトもない人物だった。 友達として付き合うには、決して悪い奴じゃない。 しかし王子としては、王位継承順位が最下位に下がったばかりだという。 しかもそのせいで、王子が持つべき側近が全員逃げてしまったらしい。大ピンチじゃないか。オレには関係ないけど。 それでもなんだか放って置けなくて、カイの世話を焼いている内に、オレに側近への誘いがあった。 但しそれは、第二王子のシズルからのものだった。

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小説を読もう2025/09/29
  • 現在の作品ITベンチャー3年目だったオレが、最下位王子の側近に! ―ただの社会人スキルで、乙女ゲーム世界の王位継承順位まで動かしちゃいそうでスミマセン―